司法書士としての業務には、高度な専門知識と慎重な対応が求められます。しかし、どんなに注意深く業務を行っても、予期せぬミスや過誤、そしてサイバーリスクが発生する可能性があります。そこで、司法書士業務におけるリスクを軽減するために、賠償責任保険への加入と、サイバー保険特約の追加をお勧めします。
⒈賠償責任保険とは?
賠償責任保険とは、業務遂行中に発生した事故やミスによって、顧客や第三者に対して損害を与えた場合に、その損害賠償責任を補償する保険です。司法書士に特化した保険では、特に業務に関する法的リスクや過誤に対応するよう設計されています。
⒉保険の対象となるリスク
・法律的過誤:法律や手続きに関する誤りや不備による損害
・顧客との契約不履行:契約条件に従わなかった場合の損害
・不注意による損害:手続きの過程での注意不足による問題
⒊保険の主な補償内容
・賠償金の支払い:顧客や第三者に対する損害賠償金
・訴訟費用:訴訟や紛争解決に伴う弁護士費用や訴訟費用
⒋サイバー保険特約とは?
サイバー保険特約は、サイバー攻撃やデータ漏えいによって業務に影響を及ぼすリスクに対応する保険です。デジタル化が進む現代では、サイバーリスクも無視できません。特約を追加することで、以下のようなサイバー関連のリスクを補償できます。
⒌サイバー保険特約の対象となるリスク
・データ漏えい:顧客データや業務データの漏えいによる損害
・サイバー攻撃:ウイルス感染やハッキングによる業務停止やデータ損失
・情報セキュリティ対策:セキュリティ侵害に対する対策費用やリカバリー費用
⒍サイバー保険特約の主な補償内容
・サイバー攻撃による損害賠償:攻撃やデータ漏えいによる第三者への損害賠償
・修復費用:被害の修復や再発防止のための費用
⒎加入のメリット
・リスクの多角的な保護:業務の過誤とサイバーリスクの両方に対応
・安心感の提供:法的リスクとサイバーリスクの両方に対する安心感を提供
・信頼性の向上:顧客への信頼性の証となり、安心して依頼してもらえる
詳しくはパンフレットをご覧ください
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